「群馬の地酒」消費量は、1週間に30ml!?

「群馬の地酒」消費量は、1週間に30ml!?

「群馬の地酒」消費量は、1週間に30ml!?

もう2年前になりますが、
群馬イノベージョンアワードに挑戦して、1次審査を通り、
2次審査に向けてプレゼン資料を作る際、国税庁の統計資料などから計算したところ、

成人(20歳以上)の群馬県民1人当たりの
「群馬の地酒」消費量は、1週間に30mlも飲まれていないのでは!

という推計が得られました。
「群馬の地酒」愛飲者の皆さんは、県民何人分を代表して飲んでいるんだーと。

この推計結果を、蔵元の皆さまに、お伝えしたところ、
「それはないでしょ!」「計算間違ってるんじゃない?」という反応がほとんどで、
一方、「でも、そんなもんでしょ」という反応もあり、自分も計算ミスであって欲しいなとも思っていたのですが。

この度、大学生を対象とした「ぐんまの地酒PR動画コンテスト」で
皆さまに御説明させていただくにあたり、改めて、統計資料を探ったところ、

直近の統計から新たに、国税庁から「各都道府県における成人1人当たりの日本酒消費量」という表が公表されてまして、

2018(平成30)年度は、群馬県は「年間4.7L」と出ていました。
これを1週間に換算すると「約90ml」

この量は「群馬の地酒」に限らず、すべての日本酒が対象になっているので、
群馬県内の生産量と、県内消費量の割合から、ざっくり3分の1とすると「約30ml」

「群馬の地酒」は、県内だけで消費されているわけではありません。
全国、世界に、出荷されています。

群馬県民以外でも、「群馬の地酒」を御愛飲いただいている方は沢山いらっしゃいます。
と考えると、もっと少ないのかもしれません…。

それくらい日本酒は、一部の人だけが価値を感じて飲んでいるものなのかもしれませんね。

価値を伝えることができ、飲んでいただくことができれば、
群馬県民が、皆、1週間に30ml、「群馬の地酒」を飲んでいただけたら、
消費量は、とんでもない数値になります。タンク設備を倍増しないと醸造が間に合わないくらいに(笑)

減少の一途を辿っている日本酒業界、「群馬の地酒」ですが、
倍増とまですぐに実現できなくても、そんな逆カーブ、上昇カーブが描けると良いな、と思って、
群馬SAKE TSUGUは活動しております。

皆さま、お力添えの程、どうぞ、よろしくお願い致します!

「計算ミスだよ」という御指摘がありましたら、是非、御連絡をお願い致します!
(そうあって欲しいと、今でも思っております!)

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