夏におすすめの日本酒5選!夏は冷やしてサッパリ、スッキリ

夏におすすめの日本酒5選!夏は冷やしてサッパリ、スッキリ

夏におすすめのお酒5選

今回は、夏のお酒「夏酒」を特集!
2022年の夏に飲むのにおすすめの「夏酒」を御紹介します。
YouTubeにも動画をアップしましたので、そちらも是非、御視聴ください!

夏もやっぱり「群馬の地酒」!

夏は「カラカラの喉に、キンキンに冷えたビール」も、もちろん良いですが、

夏も、やっぱり「群馬の地酒」。
日本酒を楽しみましょう!

夏のお酒「夏酒」

各蔵から、夏のお酒として「夏酒」が出ています。
早いところだと、ゴールデンウイーク頃には夏酒が発売されています。
来たる季節を感じていただけるように、という「先取り」という感じでしょうか。

夏酒の特徴

「夏に皆さんに飲んでいただきたい」
と、各蔵から発売されている季節限定の夏のお酒「夏酒」。

「酸」が肝!?

いろいろ飲ませていただくと、夏酒の特徴は「酸」だと感じました。
お米のお酒「日本酒」の特徴であるお米の旨味を表現しながら、サッパリ、スッキリ飲めるよう酸味が効いて、夏でも楽しめるようなお酒が多いですね。

「澱」でシュワシュワ!

澱が絡んでいる「おりがらみ」「うすにごり」で、微発泡感。
シュワシュワ系も多いですね。

夏は氷で「オン・ザ・ロック」!

ということで、氷をたくさん入れて、 「オンザロック」 で冷やして楽しむのも夏ならでは。
氷が少し溶けて水割り状態で、アルコール度数を下げてサッパリ飲むのもアリです!

夏の疲れた身体には「お燗」もおすすめ

いにしえの栄養ドリンク「甘酒」。
甘酒の季語は「夏」。

夏バテで疲れた身体にも、日本酒「群馬の地酒」は、おすすめです。
適量、ちびりと飲んで、免疫機能を高めましょう!

そんな時には、少し温めて「お燗」がおすすめです。
飲み物も、身体の体温と同じくらいの温度帯で飲んだ方が身体のストレスも少ないのです。

夏のオススメ5選!

今回、夏におすすめのお酒を5本選びました。
群馬県の日本酒、地酒から厳選した5本です。

夏に飲むお酒の参考にしていただけたら幸いです。
是非、「群馬の地酒」を御賞味ください!

水芭蕉 夏酒 純米吟醸 おりがらみ 生貯蔵酒(永井酒造)

利根郡川場村の永井酒造さんの「水芭蕉 夏酒 おりがらみ 純米吟醸生貯蔵酒」。

春にも、ピンクボトルの春酒を御紹介しましたが、
「夏酒」は、初夏や新緑を思わせるグリーンボトル。

おりがらみになっていて、きれいなグリーンボトルの中で漂う澱が、何とも言えず、良い感じです!

「程よい澱を絡めることで、お酒を冷やしても、しっかりと米の旨味を感じさせ、暑い季節にも楽しめる口当たりに仕上げました。」
「フレッシュな吟醸香と爽やかな甘みが、口いっぱいに広がる味わいを是非お楽しみください。」
とボトルに書かれています。
アルコール度数は15%、日本酒度はプラス2となっています。

開栓してグラスに注ぐと、青りんごのような華やかな香りが広がります。
ものすごく良い香りです!

飲んでみると、お米の旨味も感じられ、
とはいえ、甘ったるくなく、口当たりもサッパリしているので飲みやすいです。
少し酸が感じられることで、サッパリとした印象の仕上がりになっているのかと思います。

爽やかにサッパリ飲める、夏におすすめのお酒です!

町田酒造 夏純うすにごり 特別純米55 五百万石(町田酒造店)

前橋市駒形町の町田酒造店さんの「町田酒造 夏純うすにごり 特別純米 五百万石」。

フレッシュ&フルーティーで人気の「町田酒造」シリーズ。

「町田酒造」は、お米違いのシリーズで4タイプを出されています。
・五百万石がブルーラベル
・美山錦がグリーンラベル
・山田錦がブラックラベル
・雄町がピンクラベル
それぞれに「直汲み」と「にごり」があります。

この町田酒造シリーズの「夏純うすにごり」の御紹介です。

今年は、五百万石(ブルーラベル)の夏酒が出されています。
(昨年は、雄町でした。)

同じ五百万石の「町田酒造」でも、通常の「にごり」と「夏純うすにごり」では、お酒を造っているタイミング、時期が違うので、その時期の気候の変化によって、お酒の仕上がりも若干違ってくるそうです。

澱が絡んでいることで、開栓注意のラベルが貼られています。
「開栓時に王冠が飛んだり噴出することがありますので、十分にお気をつけください。」
(私が開栓した時は「シュッ」という音がしました。)

澱が絡んで白く濁った感じで、飲んでみると、発泡感がすごく感じられたのが特徴的でした。

五百万石の「町田酒造」は、キレイな味わいの印象があります。

甘くて、香りも良いのですが、発泡のシュワシュワ感が、さっぱりとして、夏にぴったりな味わいに仕上がっています!

悠 純米吟醸 夏の日の227(永井本家)

沼田市の永井本家さんの「悠 純米吟醸 夏の日の227」。

若手蔵元の永井悠介さんの袋しぼりシリーズ「悠(ゆう)」の夏酒です。

「227」というのは酵母の名前のことです。
群馬県にある量子科学研究開発機構で開発された「群馬227酵母」。
カプロン酸エチル系の香りが強いのが特徴の酵母です。

この227酵母を使ったのが今回の夏酒。
量子科学研究開発機構の「QST」ライセンスシールが付いています。

群馬の地酒の中では、他に、聖徳銘醸さんのオール群馬の地酒「舞風」のお酒「鳳凰聖徳 純米吟醸原酒 舞風」でも使用されている酵母です。

「夏の蒼い幸甚」
「甘酸っぱい夏の一項に」
「思いを込めて袋しぼりにて仕上げた作品」
と記載されています。

生酒のため「要冷蔵」のお酒です。

お米は、山田錦100%使用となっています。

山田錦の「悠」といえば、
春に出されたピンクラベルの「悠 純米吟醸 山田錦」があります。
こちらも人気のお酒ですが、この夏酒は酵母違いのお酒になりますね。
アルコール度数は17度です。

飲んでみると、ものすごく甘い香りがします。
パイナップルのような香りです!

甘いだけでなく、酸味も効いているので、すごく飲みやすいです。
サッパリもしていて、酸味があって、香りも良い。
後味もスッキリ!

この夏酒「悠 純米吟醸 夏の日の227」は、ピンクラベルの山田錦のお酒と比べても、かなり数が少ないそうですので、見つけたら即ゲットです!

絶滅危惧酒MAX(栁澤酒造)

前橋市の栁澤酒造さんの「絶滅MAX」。

栁澤酒造さんの夏酒は「結人 純米吟醸 夏のあらばしり」もあって、オススメなのですが、今回はコチラをピックアップ。

正式名称は「絶滅危惧酒MAX」。

「絶滅危惧酒(RED LIST)」の原酒となります。

絶滅危惧酒は、栁澤酒造さんの代表銘柄「桂川 上州一」から派生したお酒。
もち米を使用した4段仕込みの「コダワリの甘口」を継承し、今後の生き残りをかけた味として「絶滅危惧酒」がリリースされています。

「絶滅MAX」は、絶滅危惧酒の原酒として、アルコール度数も18度以上19度未満の濃厚タイプとなっています。

そんな「絶滅MAX」が、夏におすすめの理由。
それは、オンザロック!

蔵元からも
「氷を入れロックにすることで、アルコール度数が適度に下がり、軽快なのど越しを楽しめます」
「暑い夏の日に日本酒でオン・ザ・ロック!もっともっと日本酒をお楽しみいただくために」
と説明が記載されています。

夏だからこそ、いろいろな飲み方を試して、自分好みの飲み方を楽しめますね!

昨年のYouTubeライブで、蔵元の栁澤さんに御紹介いただいて、自分も好きになったお酒です。

飲んでみると、もち米の特徴である甘味、旨味が感じられます。

オンザロックにすることで、スッキリ飲めます!
氷と一緒に冷たく味わえるので、アルコール度数の高さをあまり感じません。

しばらく置いて氷が溶けてくると、水割りとなってアルコール度数も低くなり、また違った味わいが楽しめます。

すごく軽快に楽しめる、夏にぴったりの味わいです。

是非「オン・ザ・ロック」を試してみてください。オススメです!

群馬泉 淡雪草 純米生酒(島岡酒造)

太田市の島岡酒造さんの「群馬泉 淡雪草(うすゆきそう) 純米生酒」。

島岡酒造さんと言えば「群馬泉」。
山廃、熟成のお酒として有名です。

今回、御紹介する「群馬泉 淡雪草」は、生のお酒「生酒」です。

島岡酒造さんの生酒のラインナップは2つあります。
1つは、年末の新酒の時期に発売される「初しぼり」。
そして、もう1つがコチラの「群馬泉 淡雪草」となっております。

熟成のお酒は、「常温」や「御燗」が良いですが、
夏は冷えた「冷酒」ということでしたら、こちらの「淡雪草」がオススメです!

酒米は、地元群馬県産「若水」を100%使用。
精米歩合50%なので、純米大吟醸クラスの純米生酒です。

飲んでみると、生酒のさっぱりした感じがありながらも、
島岡酒造さんらしい、山廃による「旨味」がジワジワとやってきます!

夏も冷酒「群馬泉 淡雪草 純米生酒」で、山廃の味わいをお楽しみください!

300ml商品のみとなっていますので、お気軽にどうぞ。

以上、「夏におすすめの日本酒5選」でした!

いかがでしたでしょうか?
暑い夏、様々なスタイルで、「群馬の地酒」をお楽しみください!

是非、お近くの酒屋さんでお買い求め、御注文ください。
「どこで買えるのか分からない」という時には、群馬SAKE TSUGUが全力で近くの取扱店をお探しして御回答しますので、遠慮なく、お申しつけください!

コロナ対策を十分に行いながら、「群馬の地酒」ライフを楽しみましょう!

酒器も、群馬オリジナル

動画撮影で使用した酒器は、群馬県の作り手が手掛けたものです。

ガラスは、渋川市の六箇山工房さん
陶器は、前橋市の久呂保窯さん

群馬SAKETSUGUのオンラインショップでも販売していますので、是非どうぞ!

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