群馬SAKE TSUGUの歩み 第2話「群馬の地酒」で乾杯

群馬SAKE TSUGUの歩み 第2話「群馬の地酒」で乾杯

群馬県庁で「群馬の地酒」を担当する日々がスタートしました。

主な仕事は、当時、東銀座にあった群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」で10月1日「日本酒の日」に合わせた試飲販売会を群馬県酒造組合と県の共催で開催すること。
その他には、酒造組合が全国新酒鑑評会の結果を知事に表敬訪問したいという対応や、酒造組合事業(群馬の地酒フェスタ、群馬県清酒品評会)へ出席、挨拶依頼への対応という仕事でした。
引き継ぎの中で、群馬県の産業技術センターで開発された酵母「群馬KAZE酵母」の存在や、蔵元の皆さんは日本酒を造ることを「醸(かも)す」と言うことなどを教えてもらいました。

群馬県酒造組合へ挨拶に行き、「県として何かできることがあれば」とお伝えしたところ、「日本酒造組合全体で「日本酒で乾杯」を推奨している。日本酒で乾杯推進会議に入って、率先して日本酒で乾杯してほしい」と言われて、職員みんなで申込書を作成。
今も手元には「日本酒で乾杯推進会議」の会員証があります。(2018年9月30日に新規会員募集を終了し、発展的解消したようです)
それからというもの、職場では、その都度お店に「群馬の地酒」があるか確認し、ない場合には取り寄せてもらうか、持ち込ませていただき、冒頭に、本日の「群馬の地酒」の紹介をして、皆で乾杯することが通例となりました。
最初の「群馬の地酒」は、お店の方で特別に取り寄せていただいた牧野酒造(高崎市:大盃・MACHO)さんの馥露酣(ふくろかん)でした。
初めて出合った限定銘柄でした。

県の酒造担当として、群馬県酒造組合主催の「群馬の地酒フェスタ」に参加して、各蔵の皆さんに会って、地酒を試飲させていただいたり、各蔵を訪問して、お話を伺ったりしました。
当時の群馬県の酒蔵の数は「32」だったと記憶しています。(現在は「26」)
酒蔵の家で生まれ、家業を継ぐ覚悟を決めて酒蔵に入った若手蔵元の皆さんに御対応いただく中で、「群馬の地酒」の魅力に引き込まれていきました。
皆さん、とても魅力的な方ばかりでしたし、お話を伺った後で買った地酒を自宅で飲むと、これがまた非常に美味しかったのです。
それぞれに違っていて個性がありました。

そして、何より、大学生の時に飲んだ日本酒とは、まるで違いました。
大学生の時に飲んだ日本酒はメニュー表にも銘柄が表示されないような、安い飲み放題メニューに入っているような、ただただ日本酒というジャンルのアルコール飲料だったのだと気付きました。

各蔵元の皆さんからお話を伺う中で多かった要望は「若い人」そして「県庁の人」に、もっと知って、飲んでもらいたいということでした。

まずは職場の人や知っている人など県職員の若手職員に声を掛け、誘い合ってもらって、様々な職場から約30人を集めた「群馬の地酒を知って、飲んでもらう会」を開催しました。
この場に、栁澤酒造(前橋市:結人・桂川)の栁澤さん、浅間酒造(長野原町:秘幻・浅間山)の櫻井さんに来ていただき、お酒の説明をしていただいて、皆さんに飲んでもらいました。
ある先輩から「清水さんは政治家にでもなるんですか?」と言われた思い出が残っています(笑)

また、県庁の新規採用職員向けの研修会の場にも、「群馬の地酒」を持ち込み、紹介する機会を作ってもらいました。
こちらは群馬県酒造組合の若手組織「稲水(とうすい)倶楽部」に関わっていただき、当時の副会長?の栁澤酒造(前橋市)の栁澤さん、島岡酒造(太田市:群馬泉・淡緑)の島岡さんと一緒に、会場に足を運んびました。

そして、県庁の生協にも協力していただき、県職員全体を対象とした試飲販売会も開催しました。
こちらは松屋酒造(藤岡市:流輝・平井城)の松原さんを中心に複数の蔵に参加いただき、その後、継続的な会にしていただきました。

こうして、小さいながらも自分にできることを一歩ずつ取り組んでいきました。

報告する

コメント

  1. 懐かしい話だぁ!清水さんの勢いに押され、訳も分からず行ったなぁ(笑

  2. 新規採用職員の若さ、年の差に、ちょっとビビりましたね(笑)

  3. サケツグ誕生ストーリー
    つづきが楽しみです☺️

  4. ありがとうございます!

コメントするためには、 ログイン してください。