群馬SAKE TSUGUの歩み 第8話 流通の話(限定流通、特約店の所以)

群馬SAKE TSUGUの歩み 第8話 流通の話(限定流通、特約店の所以)

YouTubeライブを始めて、蔵元から直接、「群馬の地酒」の味わいやコダワリについて紹介していただいています。
その中で、観ていただいている方から「買いたい、飲みたいけど、どこで売っているの?」「私が知っている酒屋さんでも扱ってもらえないだろうか?」といったコメントを多くいただきます。

確かに、どこででも気軽に買えるような形にはなっていません。
地酒に出合った当初の私も、同じように思っていました。
時間を重ねて、蔵元の皆さんから何度もお話を伺っている中で、少しずつ理解できてきたところです。

県で酒造担当になった最初の頃、酒蔵を訪問させていただいて、帰る時に「あの銘柄の地酒を買わせてください。」とお願いしたところ、「ゴメン。蔵では売ってないんだよね。特約店で買ってもらえるかな。」と言われました。

「何でだろう?」と全く理解できませんでした。
蔵から直接、買った方が、中間の卸値などもなくて、蔵としても良いのではないか。
今いる蔵の中で造られている地酒なのに、なぜ売ってくれないのか…。

また、「もっと多くの人に買ってもらいたいはずなのに、なぜ、もっと多くの人が手に取れるように、多くのお店で取り扱ってもらわないのだろうか。」とも思いました。

日本酒は、温度変化によって、味わいが変わりやすいものです。
冷やしたり、温めたりして、その味わいを楽しめることも、良い特徴のひとつですし、火入れ処理によって多少の温度変化であれば耐えうるものもあります。
特に、生のフレッシュなタイプの地酒などは、出荷してから飲んでいただくまでの間の温度管理にとても気を遣うのです。

せっかく蔵元が「今だ」と、ベストな状態で出荷しても、皆さんに買っていただけるまでの間で、直射日光にさらされるなど雑に扱われ、いざ飲む時に違った味わいになってしまっていたとしたら、とても残念なことですし、ブランドイメージも低下してしまうことにもなりかねません。
このため、地酒の特徴を理解し、蔵の要望に沿った形で管理していただけるお店で扱っていただきたいのです。

また、日本酒、地酒は、全国で何万種類と存在します。
ただ陳列されるだけ、メニューに掲載されるだけだったら、埋もれてしまいかねません。
お店の方に愛情持って取り扱っていただき、お客様にオススメしていただけるか、地酒を説明していただけるかということも、とても重要だと思います。

新たに新商品として開発し、販売していく際には、尚更です。
安定軌道に乗る前の過程で、うまくいかなかった時でも、粘り強く、お付き合いいただいたという関係性、つながりもあります。
先日、栁澤酒造(前橋市:結人・桂川)さんの限定銘柄「結人(むすびと)」についてインタビューさせていただいた際にも、このようなお話がありましたので、良かったら御視聴ください。
https://www.youtube.com/watch?v=u60zxMvys5Q

大企業であれば、量も多く造り、営業やPRにも力を入れて、CMを制作したり、各店に置いてもらうポップを制作し配布したり、取扱店情報をタイムリーに発信したりできるのでしょうが、各蔵、そこまで手を付けられていないのが現状です。

今、群馬SAKE TSUGUでは、YouTubeやSNS、群馬SAKE TSUGU Onlineで、直接、蔵の想いを皆さんに発信することが少しずつできるようになっていますが、取扱店の皆さまにも御協力をいただいて、「買いたい」と思った時に「どこで取り扱っているのか」がすぐ分かるような情報発信を行っていきたいと考えています。

取扱店の皆さま、どうぞ、御協力の程、よろしくお願い致します!
御連絡をお待ちしております!!
最後は、営業活動のようになってしまいましたね。スミマセン!

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コメント

  1. 買いたいと思ったお酒の情報をサケツグでフォローとかしてくれてるので、助かってます(*・∀・*)ノ
    なかなか酒屋の情報ってないですもんね。

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