「UCHI SAKE~ぐんまの酒と食セット~」開発ストーリー Episode 6

「UCHI SAKE~ぐんまの酒と食セット~」開発ストーリー Episode 6

「UCHI SAKE~ぐんまの酒と食セット~」の開発までのストーリーを、ブログ形式にてお伝えします。

Episode 6「評価・共有できるアプリ」

「群馬の地酒」をお試しできるサンプルセットをお届けして、一緒にオンラインライブ配信にて蔵元ら造り手の想いを聞きながら、味わっていただきたい。
「参加型」のイベントにして、「自分はこっちが好み」「自分は、この食に合うと思った」といった感想をリアルタイムで共有して楽しめる仕組みにしたい。

そう勝手に思って、楽しいイメージを夢見ていたわけですが、実際には、そう簡単なことではありませんでした。
実際に、実証した2021年4月のサンプルセット&ライブでは、セット購入者にビデオ会議zoomに入ってきていただき、感想について「挙手」をしていただいて数え上げる、という素人感満載の手作業で集計していました。

ラックさまによる全面協力

2021年の春に、群馬県庁の方から株式会社ラックさまを御紹介いただきました。
会社情報をホームページで確認したところ、東京のセキュリティ企業で、従業員は2,000名を超える大企業。そんな大企業の方が、群馬SAKE TSUGUが行っているYouTubeライブの存在を知って興味を持っていただき、一緒にプロジェクトができないか、と御提案をいただきました。全く関わりのないところからお声がけいただくことも初めてでビックリしましたが、お会いし、いろいろと意見交換をさせていただきました。
その時は具体的なプロジェクトとしては動かなかったのですが、今回の県事業の受託を目指すにあたって、御協力いただけないかと打診したところ、快諾いただきました。
ラックさまとしても、スマートシティーや地方創生、都市と地方間の関係人口創出といった新規事業に取り組んでいるとのことでした。

評価・共有できるアプリの開発

御参画、御協力いただいたのは、株式会社ラックの新規事業開発部SmartX事業室長の高橋さまと、エンタープライズ事業部ITソリューションサービス部第一グループの鍋島さま。

こちらの勝手なイメージ、妄想を聞いていただき、夢を実現できるアプリケーションを開発していただきました。
参加者は、簡単な入力で参加できる仕組みです。
「UCHI SAKE」の購入者、参加者特典とさせていただきました。

参加者は、各セットの作り手が出演するYouTubeライブ配信をリアルタイムで視聴しながら、このアプリをスマートフォンなどで操作しながら参加することで、リアルタイムに、自分が入力した感想や評価が運営サイドに届いて、参加者全体の結果が発表されます。

このアプリケーションを開発して提供していただけたおかげで、お試しサンプルセットを手元に置きながら、一緒に楽しむ体験型、参加型のイベントを実現することができました。

アプリの紹介、参加を呼び掛ける広報

せっかく開発していただいたアプリを多くの方に使っていただき、ライブ配信に参加していただきたい。

そう思って、群馬SAKE TSUGUのWebサイトに紹介するページを作り、WebやSNSを通して、情報発信を行いました。

また、YouTubeライブが始まる前に配信するコマーシャル的な映像を新たに制作して、ライブ前にアプリケーションに触れて、登録していただけるようお願いしました。

YouTubeライブでの運営

ラックの高橋さん、鍋島さんには、ライブ配信を運営するにあたっての運営サポートも行っていただきました。

ライブ配信では、約1時間、出演者の皆さまにセットの酒や食の紹介をいただきながら、進行を行っていきます。
私自身、アプリ機能が追加されることについては、通常行っている進行に、1つの機能が加わるだけだろうと甘く考えていました。
しかし、初回のAセットの配信にあたって、配信現場に高橋さんに来ていただいて、サポートしていただいたところ、そんなに簡単なことではないと気付かされました。
アプリを使って入力していただいた入力の状況把握、結果の共有、公表まで、とても手が回りませんでした。画面切り替え、入力いただいたコメントを紹介するだけで手一杯でした。

御厚意に甘えて、結果、4週連続土日の計8回すべてで、配信の裏方として関わっていただき、サポートしていただきました。

おかげさまで、多くの方にリアルタイムで参加していただき、入力したコメントや結果を紹介することができました。
出演者の皆さまにも、御購入者さまの生の声をお届けすることができて、大変喜んでいただくことができました!
特に、食に対して「どちらの地酒が合うと思うか」というペアリングでは、作り手の感想と違った結果になったり、「どちらとも言えない」という回答の割合がセットによって違うなど、皆さんと共有して楽しむことができました。

アプリケーションの開発、酒と食の情報入力、動作確認、そして、YouTubeライブ全8回の運営サポートと、ラックの高橋さん、鍋島さんには大変お世話になりました。
東京から群馬に来ていただいての打合せに加え、その後、何度もオンラインで打合せをしていただきました。
高橋さん、鍋島さん、本当に、ありがとうございました!

株式会社ラック(LAC)
 https://www.lac.co.jp/

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